後継者・跡継ぎ・二代目社長の内面と、体調って関連があるように思われますか?
まったく関係なく体調不良が起こると考えている人もいるかもしれませんが、私は心と身体はつながっていると思っています。
たとえば、あるタイミングで、経営者の体調不良がぞくぞくと怒った時期がありました。
その時のお話をさせていただきたいと思います。
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私の家業は保険の販売です。
また、顧客層は中小企業経営者が多く、彼らに医療保険・入院保険という保険をそこそこの数販売していました。
つまり、経営者の健康状況が良く見えるのです。
それはあのバブル経済が崩壊し、その余波が中小企業に到達した時期のことです。
お客様の多くも、バブル期に行った不動産投資や設備投資が上手くいかず、その際に起こした借り入れの返済に苦慮されていた方が続発しました。
バブルでビジネスが大きくなった時に行った設備投資のメリット回収前にバブル経済が崩壊してしまったのです。
その時まで、そこそこ沢山販売していた医療保険・入院保険はあまり保険請求がありませんでした。
経営者の年齢も、40歳代~50歳代が中心で、まだまだ元気だったという事もあるかもしれません。
そして、バブル経済が終わったその頃、多くのお客様から「入院するから」という保険請求が増え始めたのです。
そのほとんどは、血管や血流にまつわる病気。
動脈瘤や脳梗塞、心筋梗塞などです。
よく経営においてお金を会社の血液と表現することがありますが、まさに会社のお金の廻りが良くなくなると、経営者の血の巡りも悪くなってしまうようなのです。
当時の私はそのことをあまり深くは考えていませんでしたが、今から考えると、なぜかガンではなく血管に絡む病気がほとんどでした。
きっと、会社の状況と、当時の経営者の心配事がリンクして、そのストレスから血液がドロドロになっていたのだろう、と私は考えています。
さて、後継者である私も、入院や手術の経験はないものの、それなりに存在感のある病気にかかった経験があります。
一つはバセドウ病と呼ばれる病気で、甲状腺という場所から成長ホルモンが過剰に分泌される病気です。
症状は、常に微熱が出て、疲労感、動悸など一日中、全力疾走後のような疲れ方をしている状態だったりします。
もう一つは突発性難聴。
ある時突然に耳が聞こえにくくなります。音が小さくなるというより、二重に聞こえたり、耳鳴りがしたりという感じでした。
バセドウ病の時は、私は精神的にかなり厳しい状態におり、今のままではいけないという思いがある一方で現実はまったく動かないという事にいら立っていました。
そんな事から、会社に行くのが苦痛で仕方がなかったので、数カ月に一回ではあるものの専門病院に半日かけていくのがむしろ楽しみだったような気がします。
身体の中の代謝が過剰な状態と、気持ちばかりが焦って空回りしている状況と微妙にリンクしていると考えられなくもないな、という気がいまさらながらしています。
一方突発性難聴の時は、自分が我を通すために必死だった時期。
先代を追い出して自分の思いどおり会社を操ろうと思っていましたから、人の意見は聞きません。
意見を聞かないのと軟調というのはどうも不思議な符号です。
正直このような話はこじつけなのかもしれませんが、ただ、病気やけがに何かしら意味があるとしたら、それは自分への警告かも知れないと思うことがしばしばあります。
このままやっていても上手くいかないぞ、というシグナルであることが多いように思います。
働き方を変えるとか、考え方を変えるとか、人付き合いを考えるとか、うまく行かない何かを根本的に変える必要があるような気がするのです。
そしてその時というのはだいたい自分の考えで動くとさらにドツボります。
こういう時こそ、今まではねのけていた他人からのアドバイスに耳を傾けるときなのかもしれません。
もしそういう状況で体調を崩されている方がいらっしゃれば、これは生き方を変えるべき時期かもしれません。
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