後継者とコロナウィルスと社会の変化

2020年2月26日。
コロナウィルスの影が世界中をどんより包み込んでいます。
コロナって危ないのか?そうでないのか?
どうやって広がるのか?
わかっている事よりわかってないことの方が多いだけに、むしろ人は踊らされるのかもしれません。

しかし、ちょっと冷静になってみると、この騒動が世の中の変化のきっかけになっているようにも思います。
いま世界中の価値観が変わりつつある中で私達は生きているのかもしれません。

家業を継ごうという後継者が、自分の役割を確認する機会でもあるのかもしれません。

 

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わりとSNSをチェックしていると、繰り返し、こんな情報がやってきます。
出所は、あるときは中国の研究機関。
ある時はアメリカの医療機関。
またある時は、日本の開業医。
いろんなバリエーションがありますが、内容はこんな感じ。

コロナウィルスは熱に弱く、26度から27度で死滅する。
だから、お湯を飲むように。

この情報、おかしいことは明らかです。
人の体温は、36度くらいはあります。
となると、27度で死滅するウィルスは人の体内で生きることはできないでしょう。

まともに考えればわかるはずなのに、なぜか多くの人が他人のためにシェアしています。

これ、たぶん「ハロー(後光)効果」の影響です。
巧妙に仕掛けられていて、出所を具体的な権威を持っている機関とすることで、その威光を利用しているのでしょう。

この「ちゃんと読んで、意味を理解すれば明らかにおかしい」とわかる情報をシェアする人には一定の傾向が見えます。
たいていが、50歳代後半より年齢が上の人です。
この年代の人というのは、年長者や権威者に弱い傾向があると思います。
学生時代は、先生が圧倒的な教室における権威を持っていましたし、
企業においては、軍隊式のマネジメントが主流で、上司に意見するなんてもってのほか。
たぶんそういう環境で育っているから、権威ある人が言っていることを無判断で受け入れる癖がついているんじゃないでしょうか。

 

この記事を見ている方が、家業を継ぐ後継者の方だとすると、御社の社長(親)はどういうタイプでしょうか?
こういったデマをついつい真に受けてしまうタイプ?
それともこういった情報さえ目にしていない感じ?
たしかに、テレビや新聞が唯一の情報源であるかもしれませんね。

そうすると、同じ世界にいながら見えている世界はまったく違うかもしれませんね。
そりゃあ感覚も違うわけです。

 

ここまで来ると、国家機関は必死です。
東京オリンピックのことが頭にちらついているので、速く終息宣言を出したいのでしょう。
だからなりふり構わず、封じ込めを行おうとしているように思います。
企業には、強制ではないものの、テレワークの推奨、密閉された場での集会などの再検討、時差出勤などの検討を要請しています。
時差出勤などは、この数十年で何度も遡上に上がりつつ、ごく一部でしか行われてこなかったので、大きな潮目になるかもしれません。
これまでの世論、働き方改革の風と共に、日本の社会を大きく変える可能性があるような気がします。

さらには、飲食店やホテルは営業の在り方を考えざるを得ないでしょうし、セミナーやパーティーの在り方も変わるでしょう。
公共交通機関の在り方や、人とのかかわり方、様々なものが変化しそうです。

実は保険会社もこれまでは、「お客様と会え!」といって面談率を重要な指標として取り上げていましたが、
手のひらをかえすように、「面談は差し控えるように」というメッセージを発信してきました。
※私の親が起業した家業は保険屋さんです

(少し不思議なのは、季節性インフルエンザよりは怖い、程度の病気がこれほど世界を大きく揺るがしている点ですが)

なんにせよ、複数のことがこのコロナ騒ぎをキッカケに明確になってきていると思います。

まずは、情報ソースの違いや、その情報の信頼性の判断で、世代によるギャップが出てきているという事。
そして、社会は「こうなるんじゃないかな」と言われてたことが後押しされているかのように一気に進み始めていること。
こういう中で、中小企業もやれテレワークだの言われると思います。
そして、それをできるのは、テレビ・新聞世代ではなく、両方の世代をつなぐ後継者しかいないと思います。

後継者世代の人たちにとって、今大事なことは、そういった世界の変化に敏感であることじゃないかと思います。
日々のニュースに一喜一憂するというより、世の中がどんな方向に動いているか、どんな風に変化をしようとしているかを見極める姿勢が結構大事じゃないかと思います。
大きな視点で見る目を持つことが大事なのかもしれませんね。
そうして初めて長期的なビジョンが見えてくるのではないかと思います。

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Arek SochaによるPixabayからの画像

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