二代目社長が親の影を振り払う方法

二代目、三代目の社長と言えば、どうしてもこんな風に受け止められがちです。
名刺を出すと、「ああ、〇〇さんの息子(娘)か」。

初めのうちは事実ですからなんとなく受け入れていました。
けど、だんだんと鬱陶しくなってきませんか?

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親が会社を経営していると、自分はその息子・娘である事から逃れられません。
しかし、周囲の人たちからいつまでも「〇〇さんの息子・娘」と言われるのはどうも鬱陶しい。
そう感じ始めたとき、どうすればその呪縛から逃れられるのでしょうか。

実は、原理は簡単です。
「あなた個人を印象付けられればOK」なわけです。

 

初対面の人ならともかく、そうでない場合、いつまでも〇〇さんの息子・娘と言われているなら、単純にあなた自身としての個性が相手に伝わっていない可能性が高いと思います。
極端な言い方ですが、親が歌手で、息子がお笑い芸人だったとしましょう。
お笑い芸人のイメージが強く印象付けられれば、〇〇の息子というより、お笑い芸人のだれそれさん、となるわけです。
けど、お笑い芸人っぽさを隠しちゃったら、周囲の人は有名な歌手の〇〇の息子、というしかないですよね。

では、息子や娘個人の印象が相手に伝わらない原因はどこにあるのでしょう。
それは簡単です。
自分をオープンにしようとしていないからではないでしょうか。

もう少し具体的に言うと、親の立場をおもんばかって、自分らしさを前面に出してない状態だと思います。
個性を抑えて、周囲の空気を読んで、周囲に合わせてる状態、と言えるかもしれません。
歌手の親を持つお笑い芸人の息子の例でいえば、例えば親とともにプロデューサーにご挨拶するときに、お笑い芸人らしく振る舞わない、ということでしょうか。
私がプロデューサーなら、息子をどう扱うかわからず、結局、大物歌手の息子、として売り出さざるを得ないでしょう。

 

一方、経営者をやってきた親というのは、たいてい空気を読みません(苦笑)
見ていてひやひやする言動があるんじゃないでしょうか。
それでも、なんだかんだ言ってここまでやってきているんです。
そして、その空気を読まない感じが、親のアイデンテティを形作ったりしています。

だから、〇〇さんの息子・娘という認識から脱したければ、空気を読まなければいいんです。
思ったことを発言し、やってみる。
もちろん当然、痛い目を見ることはあると思います。
けど、そのことに責任を取る覚悟も含めて、その人のもつアイデンテティではないかと思うのです。

〇〇さんの息子さん、娘さん、と呼ばれることに違和感を感じ始めたら、そろそろそこから脱するタイミングじゃないかと思います。

 

それでも、痛い目を見ることが怖いから、自分は今の位置を動かないわけです。
動かないということはやっぱり、いつまでたっても〇〇さんの息子さんです。
なのに、〇〇さんの息子さん、と言われてムカッと来る。
なんかおかしくないですか?

たぶんどちらかなんですね。
受け入れるか、その場所から飛び出すか。

 

で、どちらを選びますか?

焦る必要はありませんが、どこかのタイミングで決めなければならない時が来るんじゃないかと思います。
そして案外、痛い目覚悟で動き出したほうが、結果としてはよくなることが多いと思うんですが。

 

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画像提供元:Image by rawpixel on Pixabay

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