私の会社では、褒め下手な私の弱点を補うため、社内で褒めあう仕組みを作っています。
毎週木曜日の朝の朝礼で、日直となった司会社員が「今週のこだわり大賞」なるものを発表し、社員全員の拍手でその受賞者を労います。
そこで、私の悪い癖が出るんです・・・
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以前、あるワークショップでこんなシーンがありました。
「昨年のあなたの年収、教えてください」
10人程度の人がいる中で、そんな質問をされた時、私の頭を駆け巡ったのはこんな思考でした。
うーーん、多く言いすぎても、いやらしいし、
少なく言いすぎても恥ずかしい。
いくらぐらいが適切かな・・・。
講師はそれを見透かしていたようです。
ちゃんと自信をもって、自分の実績を語らず、周囲と調和しようとしてませんか?
といわれ、図星だな・・・と苦笑い。
冒頭の話もまた、私はどうしてもバランスをとろうとしてしまう。
先週はこの人だったから、今週は違う人がいいな、とか。
いつもこの人だから、今回は別の人を、とか。
まあ、私はリーダーという立場なので、そんなことを考えるのもたしかに必要かもしれません。
とはいえ、自分の本当の想いを口に出さないという部分では、自分に制限をかけている部分もありそうです。
先日、こんな動画を投稿しました。
まさにこの内容とリンクするのですが、私は自分の本音で生きていると言い切れるほどには自分に正直ではないような気がします。
もちろん、調和も大事だと思います。
しかし、後継者や二代目社長というのは、本心をなかなか表現しない癖を持っていないでしょうか?
私自身も矯正中ではありますが、十分自分の本音を吐露しているとはいいがたい。
本音で生きる、自分本来の姿で生きる、というのは思った以上に難しいことなのかもしれません。
しかし、私たちはどもすれば、本当の自分を心の奥底に隠したまま、「いい子」な自分で人生を乗り切ろうとしています。
いってみれば、着ぐるみを着て過ごしているようなものなのかもしれません。
そうだとすると、重い着ぐるみを着たまま、最高のパフォーマンスが発揮できるはずもありません。
そうやって自分の持てる力を発揮できないままいる現状があるのかもしれません。
じゃあ、本当の自分はどんな自分なんでしょうか?
それを探っていくと、どうも今までの自分とは正反対の自分が出てきつつあるように感じます。
そつなく器用にこなす自分という思い込みは、実は不器用な努力の人だったとか、
人の注目を浴びたくないという思い込みは、実はかなりの目立ちたがり屋だったとか、
キッチリと事を成す自分という思い込みは、いい加減だけど大胆というのが真実だったり。
どうやら今までは、自分の強みをとらえきれずむしろ、自分の弱い部分で勝負していたようです。
なぜそうなるかと言えば、強みを使っている過程でたくさん頭を打つような経験をしたからです。
逆に、強みを正確に知れば、それを活かすことでパフォーマンスは最大化します。
そして大抵、あなたの強みは、今自分が強みと思っている資質の真逆にあったりします。
真逆の自分が本来の姿である、という仮説をとってみて日頃の行動を見直すと大きな変化が見えることがあるかもしれません。
きっと、まじめで、きっちり、というのがあなたの資質ではないように思いますがいかがでしょうか。
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