後継者が何かを始めるときには軽やかに

なんとなく会社が窮屈だ。
そんな雰囲気を感じ取るときってないですか?
私はありました。

よく言えば、オンとオフを分ける。
悪く言えば、会社が殺伐としている。
そう感じることがありました。

——————————————
後継者向けセミナー開催日程はこちら

小冊子無料ダウンロードはコチラ
Fecebookページに「いいね!」をお願いします。
後継者の社交場「後継者倶楽部」のご案内はこちら

 

 

 

 

会社がシーンとしてなんだか活気がない。
活気がないという表現が適切かどうかはわかりませんが、
どうも居心地が悪い。

他所の会社を訪問した時、和気あいあいと楽しそうに仕事をする姿を見たとき、「ああいうの、いいな」と思う。
自分の会社もあんな風にしたい。
そう考える後継者の方はけっこう多いのではないでしょうか?

 

どこか他人行儀な会社は何をするにも、何を話すにも、ちょっとした思い切りが必要になります。
理想的なのは、雑談で盛り上がった話を、「じゃあ、やってみる?」って感じで新しいことにチャレンジできる組織。
そんな風に感じたことはありました。

 

だいたい中小企業の経営者って、社内では厳しい視線をバシバシ発射してますよね。
先代はだいたい厳しい人が多い。
仕事は真剣勝負だ、社内で歯を見せて笑うなどあってはならん!
と言葉にはしないものの、そんな雰囲気が身体全体からにじみ出ているような気がする。
それを察するから、社内で私語はあまりありません。
でその先代が外出すると、明らかに空気が和む(苦笑)

 

仕事に対する価値観は人それぞれですが、最近の研究では「恐怖は仕事の効率を下げる」と言われています。
真剣にガチガチになって仕事をすると、思考の柔軟性は失われ、ミスが発生しやすくなる。
一方で、適度にリラックスした状態のほうが、良い結果が期待できるというのです。

昭和の時代のマネジメントと言えば、とにもかくにも仕事は真剣に取り組め。
私語などもってのほかで、集中することこそが重要と言われ続けてきました。
しかし、近年は特に組織的な仕事においては、それは逆効果と言われています。
そういう意味では、後継者の感覚は間違っていないと思います。

 

じゃあ、そういう組織をどうやって作っていこうか、となった時、後継者がとる行動はわりと大振りなものになりがちではないでしょうか。
例えば先代と話をつけて、これからはもっと自由に仕事をする組織にすると宣言するとか、朝礼などに社員に向かって「もっと活気をもってやろう」なんていうとか。
まあ、それも方法の1つです。
しかし、それこそ、そんなに気合入れて「ワイワイやろう」なんて言わなくたっていいのではないでしょうか。

この手のことは、自然に始めればいいのだと思います。
といっても、「活気を出せ」といったって活気が出るはずもありません。
いえば言うほどシュンとします。

だから、放っておいても活気が出る方法を考える必要があります。
手っ取り早いのは、ちょっとしたイベントを催してみること。
お客様を招いた感謝会なんかでもいいですし、ゴルフ大会や、卓球大会でも、なんでもいいんです。
そうすると、その打ち合わせにはなんだかんだコミュニケーションが取れますし、そこそこ一体感も取れます。
マジメ腐った仕事上の内容よりも打ち解けやすいと言えます。

 

また、以前もご紹介した、Good&Newはおすすめです。
簡単に言うと、朝礼などを利用して、「24時間にあったよかったこと、新しい経験」を発表しあうというだけのもの。
キーワード検索をすると、詳しいやり方がたくさん出てきます。
本来は、リフレーミングと言って「物事の良い面を見る」癖をメンバーにつけてもらうことが目的ですが、副次的な効果があります。
これをやることで、社員一人一人の出来事(つまり話のきっかけ)が共有できるとともに、そこに必ず見える各々の価値観が現れます。
お互いの価値観を知る、ということは組織作りの中で非常に重要。
簡単にできる仕掛けとして、気軽に導入できる方法の1つです。

あとは、後継者であるあなたが、弱みを見せること。
これはけっこう心理的に難しいことかもしれませんが、弱い部分を見せることであいては初めて心を開くことができます。
相手も安心して自分のことを話し出すようになります。
はじめは難しいかもしれませんが、あたりさわりのないところから段階的に始めてみてください。
こんな姿さらしたら嫌われるかな・・・
こんなこと言ったら頼りないと思われるかな・・・
そんな心配もあるかもしれませんが、たいていは大丈夫・・・というかむしろ結びつきが強くなることのほうが多いです。
無理する必要はありませんが、隠している自分のほんの小さなカケラだけでいいので見せてあげてください。
そうすると社内の雰囲気はずっと変わっていくはずです。

 

今回は、社内の雰囲気をどう変えていくか?という話に終始しましたが、何事も同じで大げさにやる必要はありません。
全部をいきなり変えなくてもいい。
なぜなら、全部をいきなり変えようとすれば、その全体像を考えなくてはなりません。
考えているあいだに、だんだんとしんどくなってしまいます。
だから気軽に、今までの流れがあるなら、「あ、こここうしたらいいんじゃね?」的な思い付きで小さな小さな項目を一つ変えるだけから始めていけばいいのです。
思い切る必要はありません。
サクッと小さく変えてみる。
そこから始めればよいのです。

そしてそれがよくなければ元に戻せばいい。
小さい変化なので気づく人も少ないかもしれないし、ハレーションも起きにくい。
とにかくちゃんと計画つくらなきゃ、っていう感覚は一度捨ててみてもいいんじゃないでしょうか?

——————————————
後継者向けセミナー開催日程はこちら

小冊子無料ダウンロードはコチラ
Fecebookページに「いいね!」をお願いします。
後継者の社交場「後継者倶楽部」のご案内はこちら

関連記事

  1. 後継者は青臭いぐらいがちょうどいい?

  2. 兄弟への承継にたいする私の回答

  3. 30人以下の企業で、後継者を社内から登用してうまくいかない理由

  4. 後継者が「独裁」を強める3つの段階

  5. 親子経営で起こりがちな確執には3つの層がある

  6. 「おはようおじさん」が信じるものは何なのか?

  7. 親子経営で、なぜ親は子のやる気をそいでしまうのか?

  8. 事業承継の流れで現れる代表的な4つのパターン

ツールバーへスキップ