後継者があるタイミングで迫られる決断とは?

これは科学的な検証がなされた話ではありません。
しかし、驚くほど共通して、後継者はどこかのタイミングである決断を迫られます。
その決断というのは、一体どのようなものなのでしょうか。




 

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これは何の根拠もない話です。
もし、関心がなければ、”たわごと”と読み飛ばしていただいてもいいレベルの話です。
それでもなぜ書くのか?といえば、多くの後継者が経験する話だからです。

 

今何かと話題のヤマト運輸。
この会社をここまでの規模に大きくしたのは、二代目経営者である故小倉昌男氏でした。
もともと、小倉昌男氏が親から事業を引き継いだ時、運送業界の常識としては大口輸送が当たり前の時代です。
企業間取引で、大口の荷物を預かり、ドンと届ける。
当然取引額は大きく、そうでなければ運送会社は成り立たない、というのが当時の常識だったそうです。

その時に、小倉昌男氏がどんな決断をしたのかといえば、最大の顧客であった老舗百貨店との契約を切ったというもの。
会社の売上はガタガタになったものの、社員の顔は明るかったそうです。
その老舗百貨店の理不尽な要求に、社員はみな辟易としていた背景があったのがその決断の理由だったようです。

 

当時のヤマト運輸にしてみれば、これまで会社を支えてくれた大口顧客との関係を手放すことで受けたダメージは破壊的だったことでしょう。
それでもなお、その決断をし、宅急便という当時の運送業界ではありえない個人宅配をベースとした今のヤマト運輸に生まれ変わりました。

恐らく、当時の運送業界は、ヤマト運輸のそんな動きを見て、彼らは終わったと感じていたかもしれません。
しかし、結果として運送業を根本から変える改革を起こしてしまったわけです。

 

ヤマト運輸ほど社会にインパクトを与えなくとも、中小企業の中では必ずと言っていいほど、過去からの決別が必要となることがあるようです。
それは、古くから会社を支えてくれたお客様かもしれないし、社屋や土地かもしれない。
仕組みや、社員かもしれない。

傾向としては、会社にとってとても大事なものであることが多いようです。
それを失うことで、自分の会社は傾いてしまうかもしれない、と思えるほどインパクトのあるもの。
これを自分で決断して捨てなくてはならないときが、ほぼ間違いなくくるのではないかと感じています。

ヤマト運輸は、先代が大口取引先百貨店について、「足を向けてはねられない」と常々言っていたそうですが、後継者である昌男氏がその関係を捨てました。
その背景には様々な問題があったのですが、恐らく、先方のわがままを聞き入れながらなんとか取引を捨てない選択肢もあったはずです。
波風を立てることなく、いつか関係が改善するときを待つという事も頭の中によぎったかもしれません。
それでも、決断しました。
逆に、その決断がなければ、今、ヤマト運輸という会社が存続していたかどうかは、微妙なところかもしれません。

 

結果、宅急便ができ、ヤマト運輸は快進撃を始めますが、上手く行ったからこの話は美談に見えます。
しかし、現場で決断を迫られる身になって考えると、どれだけ胃の痛む思いだったかは想像を絶するものだったと思います。
私も、そんな思い、したくありません(汗)

それでも、どうやら決断のタイミングはやってくるようです。

 

いつも、理不尽な要求をする大口顧客、
会社の雰囲気を悪くする幹部社員、
会社の経費を垂れ流す施設、
そういったもののうち、会社の発展に過去寄与したもの、
捨て去ることがあり得ないと思う事、
そんなところに、会社が脱皮をするためのきっかけがあるようにも思えます。

どうしても会社が良くならない。
そんな時には、そういった所に目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

 

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コメント

    • 金子 紀代志
    • 2017年 3月 09日

    よいお話しでした。
    こういうの好きです
    会社に魅力がないのに、社員が集まらんという人事担当❗

      • suncreate_user
      • 2017年 3月 09日

      金子紀代志 さま

      コメントありがとうございます。
      楽しんでいただければ幸いです。

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