わかってもらおうという心理が、余計こじらせる親子関係

SNSって面白いですね。
そこにはいろんな人の心模様が見て取れます。

たとえば、一瞬では理解できないような言葉を残していく人。
悪意はないんですが、たぶんかまってもらいたいんだと思います。
懇切丁寧に説明してわかってもらうのではなく、他人から見ると意味不明な言葉を残し、
けど相手が一生懸命その真意をつかみ取り、返信する。
この過程を強く望んでいる人、けっこういます。

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意味不明(というか不完全な文章での投稿)をする方の多くは、かまってほしい人です。
(本当に理解が難しい人も一定数はいますが・・・)

そのかまってほしい人は、あえて、相手が一瞬「ん?」と頭をひねるような表現をすることが多い。
その瞬間でも、相手のことを考えるからなのでしょう。
本人はそこまで計算していないと思いますが、無意識が繰り出す戦略はけっこう狡猾です。

気を付けたいのは、自分たちがリアルで同じことをやっていないか?ということです。
察してほしいと、なんとなく言いたいことをモジモジ態度で表してみる。
で、当然、相手は気づかない。
もしかしたら、気づいても無視しているかもしれない。

だってそうじゃないですか。
なんだか、言いたいことがあるのに言わないって、ちょっとイラついて意地悪して気付かない振りしたりしませんか?
私たちが逆の立場になれば、察してほしいとモジモジしてたら、私たちはウザい奴ですよ。

Esi GrünhagenによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

言いたいこととか、主張しておくべき事とか、そういうことをしっかり伝える。
これは結構大事なことだし、出来るようになるよう訓練する必要があるんじゃないかと思います。
けど、後継者って、自分に厳しい。
たとえば、毎朝、7時に出社してるとしましょう。(創業社長は朝が早く、後継者はそれに巻き込まれがち)
自分は朝は苦手で、夜なら頑張れる。
だから、朝は少し遅く出社したい、という思いがあったとしましょう。

それ、口に出して言えないんですね。
いうまでに、「それは甘えだ」とか、「やる気がない」とかいわれるんだろうなぁ。
たいした実績を上げてない自分が、わがまま言えないよなぁ。
と考えて、口にしないわけです。

口にしないけど察してよ、という気持ちは心の奥底にはあるんですけどね。

 

まあ、これって都合がよすぎるわけです。
親との衝突がイヤで、衝突した際、痛いところを突かれるのがイヤで、自分の気持ちを表現しない。
表現しもしない「望み」が達せられない状況にあって、自分が尊重されていないとイラついている人はけっこういるかもしれません。

最近思うのですが、争うことを避けて主張しないと、これはこれで結構こじらせてしまうんですね。
特に、エネルギーをためてしまう分、厄介です。
お互いが言いたい放題なら、それはそれで危ういのですが、つどつど言うべきことを言って解決する分あとくされがないかもしれません。

何にしても、今の私は、「言うべきことは言う」ことが大事だと思います。
「察してほしい」というのは、やっぱりちょっとどうかと思います。

争いになりにくい言い方というのはありますが、それはこういった短い文章で伝えられるものでもありません。

「わかってもらいたい」と期待し、その期待に裏切られてガッカリしていたりしませんか?
そんな期待は捨てたほうが楽かもしれません。
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