後継者

事業承継において、後継者・アトツギは「待つ」ことが必要なタイミングもある

意識高い系の本やセミナーでは、
とにかく前に進め!
的なメッセージが多い。

私たち自身、親の会社を継ぐにあたって、
とにかく将来の事が不安。
だから早くその不安から逃れたいと思います。

だからと言って、全てに速さを求めると、
上手くいかないことがあります。


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親の会社を継ぐ技術

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突然ですが、ダイエットをしたことはありますか?
ダイエットって、初めはそこそこ効果が出ます。
だからうれしくなって、もっとやろうと頑張る。

で、私たちはその変化の曲線になれてるので、
ずっとその勢いでダイエットが成功すると思い込む。
けど実際は、そんな風にはいきませんね。

必ず停滞気がおとずれます。

私の場合、かつて毎週水泳に通いました。
1か月ごろから、みるみる身体は締まってきます。
体重も落ちてきて、
「このままいけば、早くに体重が落ち切るぞ」
何て期待します。

けど実際は、数か月してから、ピタリと数字の変化が止まりました。
そんな折風邪をひいて、何度か水泳をお休みしました。
すると、体重はちょっと増えてるではありませんか。
この時、「やり続けなければ体重維持できないなら、こんなのやってられるか!」と
水泳を辞めてしまいました。

当時はわかりませんでしたが、
今ならわかります。
あれって、階段の踊り場だったんですね。
そこを抜ければ、また次のフェーズが待ってたはずなのに、と思うわけです。

会社の経営や、ビジネススキルの取得も全く同じ。
初めのころはグングン力がついてきます。
けど、途中で、ピタッと成長が止まる。
ここで、なんとなく自分の限界じゃないかと勘違いしてしまいます。

後継者・アトツギは会社において、そんな感覚を感じるのではないかと思います。
社内改革とか、会社の色んな変更部分、
効果が出ない時期って必ずあります。

けどその時に諦めるのではなくって、
立ちどまって観察しつつ、粛々とやるべきことをやる。
これがとても大事なのではないでしょうか。
焦らないでくださいね。


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