アトツギの読書ノート

後継者・跡継ぎが引っ込み思案から抜け出す方法

後継者・跡継ぎの方って、引っ込み思案の方が一定数いらっしゃいます。
表面的にはそれなりに強い人を装っていても、根っこで引っ込み思案が出る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は私はそのタイプです。

そんな方が、引っ込み思案から抜け出す方法を、
『引っ込み思案のあなたが生まれ変わる科学的方法』(アンディ・モリンスキー)
から見てみましょう。

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引っ込み思案あるある

私って、引っ込み思案?

実は、自分が意外と引っ込み思案であることに気付いていないことも多い。
そんな方のために、引っ込み思案あるあるを上げています。

引っ込み思案あるある①徹底的に避ける

人前で話す、リーダーになるなどの新しい経験や、苦手そうなことを避ける。
そもそも後継者・跡継ぎの人が、親の会社を辞めたいというのもそういった流れからなのかもしれませんね。

引っ込み思案あるある②ある程度だけ、わざと下手にやる

回避できないタスクについて、あえて中途半端な事だけするというパターンもあります。
交流会に参加した、という事実を作りつつも、そこで新たな出会いを求めて名刺交換をすると言ったことをしない、
人に会うべきタイミングで、メールなどで済ませてしまっているなど。

引っ込み思案あるある③先延ばしにする

先延ばしにして、やらずに済ませられたらいいなー、という感じではないでしょうか。

引っ込み思案あるある④責任転嫁する

自分が行うべきタスクや、背負うべき責任を誰かに押し付ける。

逃げるほどに恐怖は増す?

こんな回避行動を行って、一時的にはホッとします。
しかし、逃げ切れるものではないものがほとんど。
すると、時間がたつほどに恐怖は増していきます。

私の個人的経験で言えば、歯医者で親知らずを抜くのが嫌で(生え方がおかしかった)、ずるずる伸ばしているあいだに益々怖くなっていった経緯があります。

引っ込み思案な自分を変える科学的方法

信念で引っ込み思案を克服する

引っ込み思案が問題になるのは、それゆえコンフォートゾーン(自分の居心地のいい場所)の外に出られないということ。
それはすなわち、新たな経験へ行動が向かわないということです。その結果、成長が限定的になると考えられます。

じゃあ、その現状を飛び出すためにはどうすればいいのでしょうか。
ハーバードでの研究によると、そのひとつが「信念」であると言っています。

必要なのは目的意識で、大義のため、という表現が出来そうです。
また、自分以外の誰かのために人は頑張れると言います。
自分が苦痛に耐えることで、誰かに貢献できるということで人は一歩を踏み出しやすくなるようです。

そこで大事なことは、自分の目の前にある苦難に対して、「それは何のためにやるのか?」ということを問う癖を持つのがよさそうです。

カスタマイゼーションで引っ込み思案を克服する

カスタマイゼーションというのは「自分なりのやり方」を編み出すということ。
たとえば、会議で発言するのが苦手なルーシーは、権限のある人の隣に座る工夫をしたと言います。
また、ホワイトボードへの書記を買って出ることをしたりもするそうです。

そうすることで、ルーシーの周辺に人の注目が集まりやすくなる。
その結果存在感が強くなり、自分としても強く鳴ったかのような気持ちになれたと言います。

また、仁王立ちに立ち、腰に手を当てるパワーポーズも科学的にそれが強さにつながることが実証されています。

そのほかにも、ジンクス的なものも含めて、スイッチを入れるときに必ずする動作などを決めるというのも効果的なようです。
私は大掛かりな講演などの前には、「私はできる」を心の中で三回となえて登壇します。

マインドリセットで引っ込み思案を克服する

もう一つの方法として、自分を俯瞰してみるということがあります。
今自分が、直面したくない課題から逃げているな、ということをまずは気付く。
そのうえで、自分の中で何が起こってるかを客観的に見るようにします。

そのうえで、たとえば自分に、出来ると言い聞かせるのも一つの方法。
あるいは、メンターの言葉を受け取るということも大事です。

不安や恐怖の中から抜け出して、冷静に状態を判断してみるという事が大事なのでしょう。

意志をもって動き出そう!

引っ込み思案は生まれついての性格か?

引っ込み思案って、生まれついての性格でしょうか?
そういう一面はあるかと思うのですが、すべてではないように思います。
子どもの頃からの経験なども結構影響があるんじゃないかと私は考えています。

それは、どちらかというと褒められて育てられたというより、「まだまだ」「もっと頑張らなければ」という育てられ方の方が多いのではないかと思うのです。
それもそのはず、親は経営者という、「頑張り屋さん」だからです。
先代である親は、人の二倍も三倍も頑張って、今の地位を築いた人。
だから、子どもにも、無限とも思えるくらいに頑張って、何かをつかみ取ってほしいという思いで子育てをされてきたんじゃないかと思います。
そこが後継者・跡継ぎであるお子さんからすると、どこまで頑張っても満足してもらえないというところから「自分はダメなんじゃないか」なんて自信を無くしがち。
そこから引っ込み思案な自分が出てくることもあるかもしれません。

それでも、引っ込み思案はある程度克服できます。
心のクセを治す作業なので、ある日突然というわけにはいかないことも多いですが、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

 

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