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後継者が会社を変化させる全過程13【社内会議リアルタイム実況】

当社の社内の会議をリアルタイムでお届けしよう。
そんな恐ろしい企画も、第13弾。

今回はどちらかというと、ブレインストーミング的なアイデアだしです。

ちなみに、前回の記事はコチラです。

後継者が会社を変化させる全過程1【社内会議リアルタイム実況】(最初の記事)

後継者が会社を変化させる全過程12【社内会議リアルタイム実況】(前回の記事)





こんにちは。
中小企業二代目サポーター田村薫です。

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いろいろと右へ行ったり、左へ行ったり。
会議の内容が固まらないことに、全員ちょっと焦りも出てきたか・・・
と思いきや、意外や意外、わりとリラックスムードで話ができるようになってきました。
なんていうのでしょうか、固さがない感じです。
それだけでも、会議を重ねてきた甲斐はあったようなきもします。

そこで、とどめの提案。
ここまでハードルを落とせたら、はじめの一歩が楽になります。
さて、その提案、いったい何なのでしょうか。

やりたいことがやりにくいとき

階段を低くする

当社に限らず、個人でも、組織でも、何か新しい事を始めるのは苦痛を伴います。
どうしても急いでやるべきことは悠長なことを言ってはいられませんが、多少なりとも余裕があるときは行動を小さく分割し、はじめの一歩を小さくするという工夫ができそうです。
当社のケースで言えば、何かしらイベントをやりたい。
そうやって、地域の人たちとのつながりを強めていこうという目的があるわけです。
とはいえ、準備を一生懸命やったとして、こけてしまったらいやだな。
そんな思いはどうしてもわきあがります。

そういったときに、痛みを避けつつできる方法はないか。
口には出さないものの、誰もがそんな風に考えていたのではないかと思います。
そこである社員が口を開きました。
「色々考えていたんですけど・・・」

リスクは最小限、準備も最小限

 

なんだかんだ言って、会議の場を離れても、何かできる事がないかを考えていたのかもしれません。
たまたま思いついたのかもしれません。
どっちにしても、開口一番その社員が提案したのは、
「フリーマーケットってどうでしょう?」

ああ、その手があったか。
場所はある、社員だけで開催可能(誰かゲストを依頼すると集客できないと申し訳ない)、しかも準備はさほど大変ではない。
ということで、非常に簡単にできるイベントとして最適ではないだろうか。
全員に、意思確認すると、それでいくか、という感じ。

これは私の推測ですが、いきなり「フリーマーケット」というアイデアがでたとしたら、印象はまた違ったのではないかと思います。
皆で考え、考え、考えた末に出てきたアイデアだからこそコミットできる。
そんな感じのような気がしています。

肝いりの企画

集客準備

ということで、日程も決まり、やることも決まりました。
たとえ、机に数店の商品しか並ばなくともやる。
とりあえずそんな感じです。
今月中に、各社員が出店できそうなものをある程度リストアップしてきます。

そこでさっそく、マーティング担当の社員がチラシなどの準備を始めてくれました。
あとはどこまで広げるかですが、ま、まずは巻き込むとしても、「ごめーん」で済ませられる親しいところまで。
言ってみれば、社員の家族とか友人程度ですね。

やってみて、可能性があれば徐々に規模を大きくするもよし、出店者を募るもよし。
対して広い場所ではないので、限界はありますがなんとなく楽しくなってきました。

わらしべ長者企画

ここまで話が煮詰まってくれば、私も一つどうしてもやってみたいことがあります。
それは、わらしべ長者実験(笑)
まずは何か一つ、物を出品します。
それだけは、お金との交換ではなく、物々交換をお願いします。
結果として、どんなものに変化していくか。
その過程を追いつつ、可能であれば交換いただける方には記念写真などを取らせていただきつつ、縁が繋がっていくと面白いなーと思います。

もはや趣味です(笑)

 

社内にはボーリングイベント的な事にこだわる声もありましたが、まずは何かしらやってみましょう。
さて、この会社はどこに行くのでしょうか・・・。

狙った所へ必ずしも行くとは限らない

実は、最近学んだことがあります。
それは、会社の戦略であれ、人生戦略であれ、狙った所にピタリと到達する、というケースは意外と少ないような気がします。
決定的な戦略やノウハウって、実はほかの事狙ってやったことがうまく本来求めたことと繋がったりすること、けっこうあるんじゃないかと思います。
まさに、スティーブ・ジョブズではありませんが、点と点がどこでつながるかはわからないもの。
であれば、点は多いに越した事はないのかもしれません。

進むべき軌道を見失ったかに見える当社も、気が付くと驚くような成功パターンを作り上げることになるかもしれません。
そんな妄想が実現しなかったとしても、失うものはそう多くはありません。
ならば、やってみるのがいい。
最近、そんな風に思うのです。

 

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